2004-01-01から1年間の記事一覧
これはいかん。昨日あたりから体調不具合になった。 巷ではやはり例年のごとくインフルエンザが流行していて、しかも今期はチキンの類までも同様に罹患しておったりするらしいから話しもややこしいのだけれど、当方の場合、鼻の奥がむずむずして頭が痛く、つ…
今になって考えれば昔は良く分からないことばかりやっておったなと。 「逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり」権中納言敦忠の詠んだのとは少し意味合いが違うようだけれども、やはり昔はぼくもまだ幼少だったから、あまりものを思ったりす…
人とは評価されまた評価をする生き物なのだとつくづく思う。特に現代にあっては、評価の種別も内容もますます膨大多岐複雑になり、そう云うことに縛られて生きなければならぬ人生を時に息が詰まりそうだなと感じることも多い。「別にオタクらから評価などさ…
子どものころ、しょっちゅう考えたり思ったりしていて、時には眠れなくなるほどにぼくのちっぽけな頭を悩ませたのは、いったい宇宙に果てはあるのかどうかと云うことだった。 なにしろ、現実の世界にはすべて行き着く終わりがあるはずなのに、こればかりはど…
朝の通勤路に電柱があって、そのうちの一本だけが毎朝無闇に騒々しいのである。 もちろん電柱と云うものは、お喋りをしたり唸ったりするものではない。それは電柱の枝に雲霞のごとく集った雀がチュンチュンチュンと鳴きわめいている声で、どう云うわけだか知…
もう自分の中では、時効にして良いと思ったから、いちおうの備忘録として、ここに記しておくとしよう。 ことの始まりは、先月の号にも書いた”文部科学大臣賞”である。娘の夏休みに行った自由研究が、何かの賞に推薦されたと云うお話し。実はそれが”瓢箪から…
さわやかに青く澄みわたった秋空を仰ぎながら、それでもおらは深いため息をついてしまった。天に向けなにか恨み言のひとつでも云いたい気持ちだった。 今年も米の出来は良くなかった。せっかく実りかけた穂を台風が全部なぎ倒してくれたおかげで早刈りをせざ…
迷子を拾うことは時々ある。先日も公園で、親御さんとはぐれ泣いていた男の子をみつけ、とり急ぎ最寄の売店に託しておいた。幸い親御さんはすぐに駆けつけた模様でこちらもほっと胸を撫で下ろした。 そのとき、ふと思ったのは、こう云うことは十分に気をつけ…
地方紙の第一面に「被災地区にだんじり」と云う記事があった。だんじりと云えば大阪岸和田とばかり思っていたが、広島にもそれがあるのだと知り、ほほーっと感心しながら記事を読み進める。 被災地区とは、先の台風で家屋の全半壊など大きな被害を受けた呉市…
たしか世界初のテレビ受信は1927年だったと記憶している。 では、オタクはじっさいそれを見たのかね? 真逆。 これは後年「テレビの父」と呼ばれ歴史にその名を残した高柳健次郎氏が行ったテレビジョン実験のこと。その時、受像機の画面に映し出されたの…
8月15日、終戦の日。たとい8・6や8・9を知らなくても、せめてこの日が何であるかくらいは皆知っているだろう。いやっ、そうでもないか。知っているけど知らないと云うことだってあるし。だいいち最近はオリンピックの方が忙しいことでもあるし。まあ…
なんだかむずかしいなあと云うのは、生徒の殺害事件が起きた某市立小学校が家庭科の調理実習を中止したと云う記事を読んで思ったこと。 実習中止の理由は、包丁などの刃物を使うと、事件を思い出す児童がいるかもしれないから。ただ、児童らはその措置を聞き…
メモ魔と呼ばれる人たちがいる。いつも肌身離さずメモ帖を持ち歩き、なんでもかんでもを余さずそれに記録しまくる、恐ろしく几帳面と云うかなんと云うかの人。 と云って別にその人たちのことを悪く思ったり非難したりするつもりはない。人にはそれぞれの考え…
朝の雑踏の中、両の肩にカバンをかけ、赤ちゃんを愛しそうに胸に抱き、じりじりの日の下をぽつりぽつりと歩いている男性を見た。 女性のこういった姿は比較的良く眼にするが男性のそれは珍しい。何故に朝の通勤時間帯にしかも都会の雑踏の中を殿方が赤ちゃん…
ベランダに置いた小椅子に座り煙草を吹かしながら雨に煙る夜空を眺めている。 とりとめもなく目をやる灰色の霧の向こう側に、地上から天に伸びるやや太めの白い光りの筋が現れ、それが一定の周期で地平線を軸にくるりと回転するのが見える。普段は気付かない…
さてと、今日はなんとなくの事情があって、仕事はお休みである。先ほどそのなんとなくの事情は片付いたから、ぼちぼちと書き物にでも取りかかって、それでそのあとは天気も良いことだし、ぶらりとお散歩でもしてみるかと。 かつてぼくが中学生だったころ、学…
ビールが美味しい時期である。仕事から帰って良く冷えたやつをぐびぐびとやるときの爽快感がたまらないものだから、会社帰りに我が家が近づいてくると、なんだかそわそわと急ぎ足にもなるし、喉もぐりぐりと鳴ってきたりする。 と云うのは半分くらい嘘で、ま…
夢か……、なんだかそのようなものを抱いたこともあったようななかったような。 あまり幼少の時分は夢と云っても荒唐無稽の絵空事だったからとりあえずとして、もう少し長じてくると、現実と云うものが多少は理解できるようになり、抱く夢もある程度具体的にな…
先々週あたりからビオラの花が萎れはじめ、季節的には、もう花の時期は終わったろうし、それはそれで仕方がないかと思いながら、多忙にかまけ後処理をせずにおいたのだけれども、昨日の朝、植物園の水遣りをしているときにビオラを植えた大鉢をみると、株全…
ものすごく走って走って走りまくる夢をみた。 夢のこととて話しの流れはトビトビの荒唐無稽、なにがどうなって走っておるやら訳も分からぬのだけれども、とにかく走った。 最後の辺りは何故かマラソン競技のゴールシーンになっておって、先行してスタジアム…
日本人と欧米人とは、言語、身体、生活習慣、ものの考え方など様々な面の相違があって、これは面白い反面、一旦両者の意見が食い違ってしまった場合、根本的な反発を招くこともあるから怖いと思う。 そんな問題について、ノンフィクション作家柳田邦男氏の著…
普段はそうでもないのに、雨が降ったからかどうか知らないが、通勤の車中が無闇矢鱈と混み合っておる。こんな時は自分の居場所が自由に選べないから好かん。 ぼくはつり革に下がっておるのが嫌いだから、電車に乗るとなるべくドアの辺りに位置を取る。出入り…
落花生の殻をばりばりと割りながら中身の豆をぽりぽり喰っておるところを、某にみつかってしまった。 「お前は最近無闇に豆を喰っているようだね」「無闇でもないけれども、ほどほど喰っているね」「そんなに豆を喰ってばかりで身体を壊しやしないか」「おい…
ほんとうの「善・悪」とは、あるいはほんとうに「正しいこと・間違ったこと」とは? そんなことを時折り考えたりする。けれどいつも結論として思ってしまうのは、ほんとうのことなど存在しない、あるのは相対的基準による判断のみなのだと云うこと。 例えば…
近所を歩いていて気付くのは、最近は3階建ての家が多くなったなと云うこと。新築の家などほとんどがそうで、ただこれは比較的都心に近い地域の話しだから、狭い土地になんとか広い居住空間を確保しようとするための策であって、別に全般的な傾向と云うわけ…
そうそう、人はどうしようもないくらいどうしようもなくなることがあるものだ。弱さ故にそうなのかとも思ったりするが、案外に強いと云われる人間こそ、どうしようもなさの程度は大きいのかもしれず、なんとなれば弱きはそれが日常茶飯であるのだから、慣れ…
朝、通勤の出がけにゴミを集積場に出すのはお父さんの役目になっている。ゴミは結構多量に発生するから、時によっては袋ふたつになることもあるが、今日の袋は比較的軽い。気が付くと手にゴミ袋をぶら下げたままずっと歩いていた。そのまま行って電車に乗ら…
かつて山住まいだったころは家の辺りすべてが勾配のために折角前任地から持ってきた自転車も用を成すことができず、いつのまにやら処分の憂き目にあった。 今度の任地は平地だから自転車も大丈夫。今は休日毎にきこきことあちらこちらを乗りまわす。当初1台…
乗客がみな窓の方を向いて立っている満員電車の中でひとりだけ車内側を向いて立つおやじがおって、ちょうど折り悪くそのじじいの前面まで押し出されてしまったものだから、脂ぎってイボイボでしわしわで汚くて巨大な臭い顔が当方の鼻先にぶら下がった。いっ…
お正月休みの合間に少し個人的な時間がひねり出せたから、久しぶりにかつて我が家だったところを訪ねてみることにした