文章世界

日々延々ずるずるのマンネリエッセイ 元ひぐらしのブログ

日々の記_その壱

豆鉄砲

落花生の殻をばりばりと割りながら中身の豆をぽりぽり喰っておるところを、某にみつかってしまった。 「お前は最近無闇に豆を喰っているようだね」「無闇でもないけれども、ほどほど喰っているね」「そんなに豆を喰ってばかりで身体を壊しやしないか」「おい…

遊覧飛行

暗くなると市内の上空をヘリコプタがパタパタパタと飛び始める。いったいなにをしているのかと思っていたら、先日の新聞記事にその答えがあって、あれは市内の夜景を空から眺める遊覧飛行だと云うことが分かった。なんとも優雅なことで、うらやましいようで…

幽玄を愛でる

今朝のような雨模様だと特にそうなのだが、玄関外の景色はまだほんのりと薄暗い。そう、ちょうど今ごろが一年で最も夜明けの遅い時期なのだ。以前は山奥からの通いだったから、この時期になると真っ暗な中を出勤していた。暗い中を出掛け、また暗い中を帰っ…

まことの人

世の中は多くの愚劣に充ちている。しかしその泥沼の中にも美しく生きようとする数多くの人間は存在していて、そこから放たれる小さな光明があることにより我々はなんとか泥沼の中を精一杯明るく生きていけるのだと思う。 一昨日に観たTV番組「プロジェクト…

生命創生

最近あまり新聞を丁寧に読まないから、危うく見過ごすところだった世紀の大ニュースのお話し。記事を要約すると、 「遺伝情報をもとに、小児まひの原因となるポリオウイルスを人工的に合成することに、米ニューヨーク市立大のエッカード・ウィマー教授らのグ…

夏はそこまで

久々にすっきりとした青空が広がった。 台風一過ということだろうか。それにしても暑くなりそうである。 梅雨明けの声はまだ聞こえないけれど、夏はもうすぐそこまできている。 それでも我が家の植物園はあまり夏らしい元気があるともいえない状態のようだ。…

悠久の時

勝手口を開け、ぼんやりと夕空をながめながら煙草をふかしている きれいなものだなと思う うす青からうす紫へ微妙に移り変わる空、あかねに染まる雲、すでに黒々とした山肌 ねぐらへ帰る鳥が二つ三つ、三つ四つなど飛び急ぐ(聞いたような…) ふと思うのは、…

ポマード

スーパーマーケットで晩御飯のお買い物をしたついでに、Y社のヘアートニックを購入して早速頭に振りかけてみたところが、なんだか変な臭いがして不気味である。 変な臭いといっても、別に得体の知れないものではなくて、得体がポマードの臭いであることは分…

首を寝違える

何日か前にどういうきっかけからか首筋を寝違えてしまって、これがずっと痛くてたまらない。 直立姿勢を保っていれば大丈夫なのだが、首を後ろ側に倒すような力を加えると激痛が走る。特に横になって寝転がる時がいちばんよくない。あお向けの状態から寝返り…

黄砂襲来

今日も遠くの景色が何となく黄色っぽく霞んで見えていて、おそらく黄砂の仕業だろうけども、少々うんざりしてきた。 悠久の中国大陸からはるばる海を越えてきた砂だと思えば、その歴史の重みに多少の感慨も覚えないではないが、やはり砂は砂である。どうして…

F1レーシングマシン

ついにプラモデル作りを開始した。 5、6年ぶりくらいだろうか、もっと久しぶりかもしれない。子どもにつきあって市内のプラモ屋に行って、もうどうにも我慢が出来なくなった。 今回のお題は、F1レーシングマシン。1965年にホンダが成し遂げた、日本…

都会のスズメ

朝から静かな雨が降り続いている。 雨を避けて入った地下道の片隅でスズメが2羽、餌をついばんでいた。 横をとおり過ぎても飛び上がりもせず、熱心に食べつづけるのは、さすがに都会のスズメである。 冬は鳥たちにとってもたいへんな時期だろう。 都会のス…

おわり