随筆_その参
毎年春夏には叙勲、褒章の話題がニュースになったりするけれど、やはりTV等の華やかな場で取り上げられるのは、紫綬褒章など受けた芸能人の話題ばかりのようである。ちなみに本年春の紫綬褒章は、都はるみさん、他。あっ、「三丁目の夕日」の西岸良平さん…
新入社員研修のまとめを行なうからとのことで、講師全員に集合の指示である。その中では、新入諸君それぞれが今回の感想なりをのべて、また彼らの1年先輩からは後輩に向けてのアドバイスなどもあった。講師にはべつに出る幕がなかったから、参加しなくても…
夕方、我が家へ一番乗りしたのはお父さん。さて今日の晩御飯は何にするべ。 さっそく冷蔵庫を開けてみると、棚にココナッツミルクの缶詰がのっている。これは先週から二度ばかりスープに用いたもので、まだ内容物の半分以上は残っていた。ならばもう献立は決…
季節の移ろいと云うことで思ったのだけれども、日本には明確な四季がある、諸外国のことは知らないが、まあ、四季はあったりなかったりするのかしらん、例え常夏の島と雖も年から年中同じ気候ではあるまいし、南極にも夏は来るそうだ。それならばやはりすべ…
どうやら子どものころ優等生で今は陸でなしと云う風な人物に限って、自分がかつて子どもだったころのあれこれを皆目覚えていないような節があるらしい。 おそらくこれは、彼らが大人になるにつれ、自分のもっていた大切なものを片っ端から捨ててしまった結果…
苦しみの底にある人に対し「ガンバレ」の声をかけるのはよろしくない、と云う某意見を聴きながら色々のことを考えている。 この種の意見は比較的良く耳にする。そう考えている人は結構多いと云うことなのだろう。その形態は微妙に異なったりするが、概ねその…
お昼御飯に定食をたのんだら、小鉢を選べるようになっていて、それで小考の結果、牛蒡のきんぴら風(風と云ったのは、普通きんぴらは唐辛子だろうけれど、それがなかったから)を採用することにした。 卓について、さっそく小鉢を御飯にまぶし、今度はおかず…
(注:冒頭部分は、2025年5月16日筆者記) 「世界一貧しい大統領」として日本でもよく知られた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が5月13日にご逝去されたとのこと。89歳。「ペペ」の愛称で親しまれたホセ・ムヒカ氏は、2010年から5年間に渡り…
それまで漠然とは覚えていたけれど、つい先に見た演劇の台詞にこれが使われていて、「もしも明日、世界が滅びるのだとしても、今日わたしは林檎の木を植へるだらう」 それで改めて深く感じ入ったりしている次第。 この言葉、元は、マルティン・ルターらしい…
突然降りだした雨に、そぼ濡れながら歩いている。傘は……ない。ダツテ誰モ降ルナンテ云ツテクレナカツタヂヤナイカ。 けれど、あまりひどい降りでなければ雨に濡れて歩くのもそれほど悪くはない。自然と同体になったような気がしてくる。動物が傘を差している…
昨日の稿で伊勢神宮のことにちらと触れ、そのためにちらちらと資料など繰っておれば、かつて神宮を訪ねた折の情景があれこれ思い出され、はああ、と感じ入ったりなどした。 なんとなく爺むさいようで気が引けるのだけれど、ぼくは神社仏閣大好き人間である。…
通り道の一角に、先ほど均したばかりのような更地ができておって、はて? 昨日通ったときは何も異変に気付かなかったけれど……、と云うことはひょっとしてここには普通に家が建っておって、それが一日のうちに跡形もなく片付いてしまったってこと? 自分の記…
前を走る自動車が突然なにかを避ける動きをしたから、後続のぼくもとっさの回避ができるように身構えた。 道路の真ん中にあったのは、車に轢かれた小動物の骸である。前車はそれを大きく右に迂回してかわしたが、ぼくはそのまま直進してやり過ごした。骸の上…
収入は少ないけれど、必要な支出は無闇に多いものだから、必然的にあまり必要でない部分の予算が削られることになり、結果、普段はとてもつつましい生活をおくっている。 年功序列などと云う在り難い慣習はすでに過去の遺物となったために、この先、給与は下…
ネットニュースを読んでいると、「小中学生の約15%は”死んだ人が生き返る”と思っている」と云う記事があり、大変に驚いてしまった。 これは、長崎県教育委員会が県内の小中学生約3600人を対象に行なった意識調査で得られた結果とのこと。しかしまった…